アロエの花が咲くとき

庭にアロエの花が咲いている。

去年から咲いているが、年を開けて二週間たっても健在で、むしろ色味の鮮やかさが増してきたように思う。

もともとは南方の植物で霜が降らないようにしないと葉もダメージをうけるのだが、まだ霜対策もしていないのにいい感じである。

アロエは『医者いらず』と言われており、大学へ行くときや就職した時など、転居を伴う人生の節目には母親から近くにおいとけと送られてきたりしていた。

植え替えや追肥などもせずにどんどん大きくなるし、学びたいくらいのタフな植物である。

今回の株も150円くらいで売ってた小さなものがどんどん育ってきたものだ。

生命力はA級である。

子どもの頃は葉っぱごと凍らせた後にペーストにして飲み込むように食べていた。

良薬口に苦しを地で行くような苦い味がする。

一方で花にはとても甘い蜜を蓄える。

花は見るたびにドラゴン、不死鳥などを思わせる色と形をしている。

好きな植物の一つだ。

今日はプロコーチ試験の受験資格を得る為の最後のクラスがあった。

今まではコーチングの技術を学ぶものだったが最後のクラスは自分の強みの振り返りや営業などどんなコーチを目指すのかといった内容であり、とても楽しく学ぶことができた。

プロコーチの試験は二月に受験することにした。

わくわくしてきた。

アロエも俺を応援しているように見えた。

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