
3連休の中日に、数年ぶりに温泉に行った。
妻は露天風呂、私はサウナが目当てである。
初めてサウナに入ったのは、学生時代である。
風呂なしの下宿住まいであり、通っていた銭湯に、二人で満員の小さなサウナがあった。
水風呂は一人用だ。
初めて水風呂に入った時は、世の中にこんな気持ちのよいものがあるのかとえらく気に入った。
今でこそ、水分の摂り過ぎで大汗かきの体質であり、スポーツジムに行くと1kgは直ぐに体重がおちる。しかし柔道部だった当時は、体重別の大会で減量しているときなど、30分間サウナ入っても一筋の汗も伝わらないまま、火照った身体を水風呂で冷やしていた。
社会に出てからも、サウナ付きの温泉によく通った。
少し温度の低い湿式の塩サウナも大好きで、身体中に塩を塗りたくって、たっぷりと汗をかくと肌がつるつるになっていて、これも驚きだった。
しかし起業を意識しはじめて生活が少し変わった。
苔テラリウムのマルシェ出展やイベントが土日に入るようになり、温泉へ足を運ぶ機会が自然と減った。
今回のサウナは、本当に久しぶりとなった。
相変わらず、とても気持ち良かったが、水風呂に使った時に心臓がドキドキとしてびっくりした。
若い頃には感じなかった身体の反応である。
血管の急激な拡張と収縮、血圧の変化など、サウナと水風呂の繰り返しは、慣れていないと身体も驚くのかもしれない。
「今が一番若い」、そんな言葉を思い出して、サウナを味わえる身体をキープしておくためにも、たまにはサウナに行く時間を持とうと思う。
そういえば、起業塾で知り合った、50代の方が個室サウナ店をオープンした。
私には、「サウナが好きだからサウナを作って開業する」という発想がなかった。
好きなことを仕事にする、その行動力に驚かされた。
久しぶりのサウナで自分の身体の変化を感じた。
同時に「好き」を仕事に変えようとする人の熱も思い出した。
次は、そのオープンしたばかりのサウナ店を訪ねてみようと思う。
サウナの心地よさだけでなく、夢を形にした人の熱にも触れてみようと思う。
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