故障した一眼レフカメラを修理に出していたのだが発売から時間がたちすぎていて部品がなくて修理できないという連絡が来た。
2008年に発売されて、同じ年に購入したニコン社のD90という機種である。
シャッターが降りなくなる故障だったのでだましだまし使うようなものではなく完全にお釈迦である。
中学時代は写真部に所属していたものの一眼レフカメラには手が届かずに家にあったオリンパスペンで活動していた。
部活の仲間には、CanonAE-1やNikon FⅢなどを持っている者もいて当時から一眼レフはあこがれであった。
その後、思い出は写真に残すようなものではなく心に焼き付けるものだという時期もあったし、旅行するでもなく恋人がいるわけでもなく被写体自体がなくてカメラを買おうという気にならない時期が長かった。
結婚して子供ができて被写体にも恵まれて金銭的にも余裕が出てきた頃に初めて手に入れた一眼レフで、購入した時は感無量だった。
iPhoneを使い始めて子供も少し大きくなってきた頃にカメラが故障した後はiPhoneでだましだまし使ってきた。
苔のテラリウムを一所懸命やる上できれいな写真を撮りたいなと思って、修理に出したのだが残念だった。
しばらくはiPhoneで精一杯きれいな写真を撮ることにしよう。
写真もこり出すと奥の深い世界なので、今は苔を精一杯やるタイミングでカメラに取られる時間を減らすことにつながったと解釈しよう。
まずはニコンD50に感謝のこと場を送ってお別れする。