完全栄養食とおいしさ

今年はいろんな体験をしようと年頭に誓った。

その一環として月に一度は新しいものを食べてみることにしている。

第一弾は熊の掌で、今回は完全栄養食【Base Food】を注文してみた。

26種類のビタミン、ミネラル、食物繊維などを含んだパンである。

1食で2袋(パン2個)食べると、糖質と脂質(カロリー)、ナトリウム以外の一日の栄養素等標準基準値の三分の一が摂取できるというものだそうだ。

試してみようと思った理由は健康上の理由ではなく美味しいものへの興味からだ。

疲れているときの甘味、乾いているときの水分など身体が欲している物を摂取した時に感じるおいしさには格別なものがある。

昔、柔道の体重別選手権に出場する際に減量したことがあったが試合後に飲んだビールのおいしさは今でも忘れられない。

製品の原材料表示を見ると、小麦全粒粉を筆頭に、米ぬかなどの植物性原料が並んでいて動物性原料は液卵とバターくらいだった。

食費を思い切って落とそうとして肉を控えめにしても栄養面では全然問題ない組み立てができそうだ。

少しかじってみたが不味くもないがびっくりするほど美味しくもない。

健康を意識して、糖質、脂質、ナトリウムを減らしているためだろうか。

次は少し飢餓状態になるまで食事を控えた後、味付けしないパターンとバターとジャムをたっぷり塗って塩味ものせたものを食べくらべてみよう。

そのとき感じる美味しさによって、欠乏している栄養素を補充したときに感じる美味しさのセンサーが糖質や脂肪、水分、塩分以外にも働いているのかわかるのではないかと思う。

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