春分の日に土筆を食べる

家の庭に土筆が生えていた。

40~50本ほども生えているように思う。

早速、好奇心を発揮して収穫する。

ネットで調べながら水であらった後、はかまを取り除き、酢と塩で茹でてから水でアクを抜く。

お浸しとしてたべるとほろ苦い感じで美味しく味わうことができた。

家内が美味しいと聞いてきた喫茶店にコーヒーを飲みに出かける。

車で20分ほどの場所にあって、カウンターにテーブル席が3つくらいの小さな店だったが大変な人気で何組も待ちがあった。

店内でテーブルがあくのを待つのはだいぶん時間がかかりそうだったのでテイクアウトを頼んだが、それでも30分くらいは待ったかもしれない。

厨房に自家焙煎用の大きなドラムがあってそれでローストしているのだろう。

コーヒーは煎りたての香りが強くたっていて非常に美味であった。

焼きたての肉の香り、かつおのとったばかりの出汁の香り同様に極めて不安定な香気成分によって構成される出来立てでないと出せない香りが味わえた。

幸せなひとときであった。

コーヒーを楽しんだ後は4月から長女の通う高校によって校庭をぶらつく。

100年を超える歴史のある高校で校舎はやや古めかしいが伝統を感じさせるものでよかった。

春分になる。

昼と夜の時間が同じでこれから少しづつ日が長くなっていく。

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