ここ何年間か梅干しを漬けている。
今年も梅干しを漬けるシーズンになり、近所のスーパーで販売されていたものを購入してきた。
大ぶりの南高梅ではなく小梅を使っている。
私のお弁当にちょうどよいサイズで2kg漬けるとほぼ一年間まかなえる勘定になる。
今年は上の娘が高校に進学して学校給食からお弁当に変わったので3kgつけてもいいところだが例年通り2kg仕込むことにする。
今日はヘタをとって水に一晩さらしてあく抜きをするところまで行う。
ヘタを取り終わる頃には梅の峻烈な香りがすっかり指先に移っている。
歯磨きなどいろんな作業の間、香りを楽しめて良い気持ちになる。
家内は家内で昼は庭の草取りに一所懸命だったそうだ。
日常で使う時間に自然とふれあう時間が多いのは幸福なことだ。
ゴールデンウィークから少しお酒の量が増えていたので今日から少しの間禁酒することを決める。
週末に図書館で「夜と霧(V.E.フランクル)」を借りてきた。
ずっと気になっていた本である。
禁酒の夜につきあってもらうことにする。
飲みながら読むには重たい本なのでちょうど良い。