会社の後輩が会社を辞めるという発表があった。
今は異なる部署にいるが、入社当初は私のところにいた。
いろいろと考えてのことであろうし、様子はきいていたので彼の決断を支持したい。
その件をきっかけとして、自分の今後のことに思いをはせた。
あと4年で定年になる。
子どもは、中三と小6なので、下の子を大学まで出した時には、66歳になる勘定である。
65歳までの雇用が企業に義務付けられているが、私の勤務する会社は再雇用制度での継続雇用になるので待遇は大幅に低下する。
老後の住処を神奈川か福岡に定めようと考えていることを何度か書いてきたが、なるべく身体の動くうちに移住したい気持ちもあるので、待遇低下をむしろ好機と捉えることもできるのではと考える。
定年延長の場合の給料を60歳過ぎて新天地でもらうのは極めて難しいが、再雇用の給与であれば探しようによっては可能性があるのではないかという考えである。
それであれば終の棲家の暮らしの前倒しが可能になる。
退職金と失業保険で一時凌いだり、極力出費を抑えた生活の構築を行うなど、出来るところまで引っ張って、いざとなったら年金の前倒し需給を行うなどの手もある。
小さく稼ぎながら、諸々の手段を組み合わせていけば、60歳から65歳までの間を何とか繋げそうな感じがする。
精査を行い確信が持てれば、60歳前後で次のチャレンジという手もあるのではないか?
熟考に価する。