必要があって、日曜日に図書館で、幸福に関する本を5冊借りてきた。
5冊とした理由は、一回に借りることのできる冊数の上限という理由だけである。
もともと目的とする特定の本があるわけではなく、キーワードでカテゴリーを切り取って、何冊かかりてこようという目論見である。
【幸福論】という単語で、なんと2000冊ほどの書籍がヒットした。
国立図書館に行って検索したら、いったい何冊でることやら。
書棚も、哲学(倫理学)、文学、社会民俗学等の色々な書棚に格納されて、いろんな目線から幸福を論じていて、幸福に関する関心の高さがわかる。
寺山修司の幸福論など何冊か拾い読みをした後、本日、借りる本を5冊選んだ。
最近の本は、中身を薄めて読みやすくした感じのものが多く、色々な人が読めるよう、知的体力に応じて、難易度を変えて何度も焼き直しを出しているという印象であったので、あまりにも自己啓発的でないものを選んだ。
私が借りたのは、この5冊
・しあわせ眼鏡:河合隼雄(海鳴社)
・ブータン人の幸福論:福永正明(徳間書店)
*いずれも養老孟司先生の著書で興味をひかれた作者と国から選んだ。
・ネガティブのすすめ:最上悠(あさ出版)
*ここまで入手した情報が全てポジティブ一辺倒で、ネガティブを肯定する書籍はないかと探していたところにヒットした。
・50代にしておきたい17のこと:本田健(大和書房)
*今、50代なので眼を通してみようと思った。これはまさしく自己啓発本。
・ラオ教授の「幸福論」:スリクマー・S・ラオ(日本経済新聞出版社)
*米国的な「幸福感」も目を通しておきたかったので選択。
掘り下げると、奥の深そうなジャンルであるということがわかったので、アランやラッセルなどの幸福論にも触手を伸ばしながら読み進めてみよう。読書感もおいおい載せていく予定。