ブログと読書

平日のお酒を控えるようになって1年間になる。

就寝時刻までお酒を控えるための時間つぶしのツールとして始めたブログも同様に一年になる。

ブログを書くだけでは禁酒した夜の長い時間を過ごすのに十分ではないので本でも読んでみようと思って図書館通いを始めたのも去年の今頃である。

一回に五冊、貸し出し期間で2週間のペースで読み進めてきた。

図書館で借りた本だけでもかれこれ70冊以上になる計算である。図書館通いが始まった1年前には幸福とは何か?生きる意味とは?など昔ながらの哲学的な問いの本を手に取ることも多かった。

ブログを始めた際も死ぬまでにやりたい10のことがテーマだった。

山を買おうとかいろいろと考えた。

名前をしっているだけだった『純粋理性批判』なども初めて読んだ。

この一年間は自分がいかにものを知らないかにあらためて気づく営みであって、夏目漱石などの古典を経由しながら、現在、『ちくまプリマー新書』や『岩波ジュニア新書』などの中高生向けの様々な本を読みあさるところにたどり着いた。

本とは体験であると少し実感できるようになったように思う。

あらためてここからスタートして少しでも本ときちんと対話できるようになりたい。

夜の間が持たずに始めたブログのはずなのに、読書も含めて時間の不足にひぃひぃ言っている。

よく暮らしているのだろうと思う。

インプットだけではだめと気づいたのもこの一年間のことであるので学んだことをアウトプットするように心掛けつつ、次の一年間に突入する。

現時点の総括は以上になるが来年の今頃、何をかいているか楽しみである。

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