過去の名著を要約する意味(アランの幸福論を読んで)

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【アラン『幸福論』の読み方】(プレジデント社 加藤邦宏)を読了する。

星の王子さまの幸福論で、とっかかりが出来たアランの幸福論について、【幸福論】に行く前に、もう一冊解説本を読んでおこうという趣向である。

むずかる子どもを気質のせいにせずにピンをさがせ、幸福は待っていてもやってこない、生理的なストレスを自分の感情と考えこわがっている、不機嫌な人には椅子を差し出せ、笑顔を向けろ、いつでも遅くない勉強しろ、楽しむのも能力、退屈を嫌え。

知らず知らずのうちに、引用されていて、いろんな小説や漫画、自己啓発本を通じて、触れてきた金言があふれていた。

いきなり【幸福論】を読んでも、難しくてなげだしてしまったであろうが、解説本から始めることで、何とか読めるようになる。

この本についても、20年前の本で、それ以降では県立図書館所蔵の本では、解説本は出ていないようだ。

つまり、古典を学び、繰り返し繰り返し、世間にアップデートしていかないと、いつか埋もれてしまうのだろう。

簡単な言葉に置き換えて、金言を伝えていくことは、知的活動のレベルとしては、十分でないとしても、必要なことと信じ、継続していこう。

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