現在、55歳。
役職定年が見えてきて、多くの人が老後を考え始める年齢である。
私も例にもれず、老後を意識した活動が活発になっている。
老後を意識した活動の中で、年金生活に入るまでの生活の糧をどのように得るかという問題がある。
現在は、企業に対し、希望者に対する65歳までの雇用が義務付けられているが、定年後嘱託としての再雇用となるため、年収で300万円~400万円といったところか。
たいして負荷のない仕事の年収としては、決して悪くないが、必然的に65歳まで、三重県に住まうことになる。
老後は、福岡や神奈川で田舎暮らしを楽しみたいという希望があるのだが、65歳からだと、やりたいことをやるには、やや遅いという気持ちもある。
神奈川でも三浦半島までいくと、三重県津市と地価もそうかわらず、住居費は大差ないと考えてよさそうである。
そうなると神奈川で生活し、年金をもらうまで繋げるためには、いかに、今までのキャリアを新天地で、価値に変えるかといったことがポイントになってくる。
食品の開発、品質保証、顧客対応、海外法人の立ち上げと運営などが、今までの職歴になってくるが、このキャリアに、何を掛け算すれば、世の中に価値を認めてもらい、多少の対価をいただける自分になれるだろうか?
森林インストラクターやブログ、コーチングといった、これから自分が趣味的にやりたいと思っていることと、今までの経歴を掛け合わせることで、何か、世間のニーズに合致する着地がないか思案中である。