【ズンドウフ】を食べて、【小説の読み方】を読む

斜め読みで、【小説の読み方・論文の書き方(昭和堂:野間正二)】を読む。

小説をなめるように読むときの四つの視点を記載してあった。

一つは誰を語り手とするか、語り手の考え・知性でフィルターを掛けた形で作者のいいたいことを伝えるか?これなどは児童小説に必須の目線だろう。

二つ目は歴史の視点。

ものがたりが書かれている場所と時代、そこにしかない空気をいかに伝えているかという目線である。

三つめは少数派の視点で読む。

男性優位の社会での女性視点などで物事を見つめることで多数派からは驚き、少数派からは共感を得る。

四つ目は謎から読む。

読んでいてふと引っかかる場所がある。

単なる作者の技巧不足の場合もあるが何故ひっかかるような仕込みをしているのか?

作者のこだわりなどが見え隠れする。

これらの四つの視点はいずれも書く場合も定めなければいけない内容であり、勉強になった。

今日の写真はズンドウフチゲ。

韓国料理店には何度かいったがズンドウフには縁がなかった。

会社帰りに寄ったスーパーでレンジで温めるだけの個食チゲを売っていたので購入した。

そこに太刀魚の刺身も添えた。

ズンドウフは初めて、太刀魚の刺身もおそらく初めてだと思う。

最近は何を食べるか決めかねたまま買い物に行ったときは、食経験のないものをなるべく選ぶようにしている。

ズンドウフは魚介のうま味に強烈な辛さ、太刀魚の刺身は薄い身ではあるがコリコリとした歯ごたえで美味であった。

食体験を広げていきたい。

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