小寒に達磨ストーブ。小学校はコークスだった。

今日まで小寒で、言葉の通りに寒さが厳しくなってきている。

日差しは長くなり始めているし、これから一番の寒さがくるが2週間もすると春に向かう。

寒い部屋を暖めてくれるのは灯油の達磨ストーブ。

居間にでんと構えている。

決して断熱性の高くない家では沢山の暖房を併用している。

風呂場にはオイルヒーター、寝室にはエアコンと湯たんぽを供えている。

私が小学校低学年の頃、教室のストーブはコークスだった。

公害問題が騒がれて途中で姿を消した。

当時は今とは逆に、学研などで氷河期が来るという特集もあり、気温も低かった。

木造の断熱性の低い家で各部屋に暖房を持つわけでもなく、朝は冷たい水で顔を洗っていた。

皆、霜焼けにかかっていた。

最近は霜柱を踏んでいない。

毎日の通勤は自宅最寄りの駅まで家内に車で送ってもらうのだが、今朝はバッテリーがあがっていた。

後を任せて駅まで25分ほどかけて歩く。

冬の寒さの中を歩いていると気分がシャキッとする。

霜柱があったらザクザクっと踏みたいと思って探しながら歩いたけれど見当たらなかった。

小寒の終わりでもこうなのだから、やはり温暖化なのだろう。

ウルトラセブンと冬の朝日

今の季節は太陽の高度が低く、朝七時過ぎの電車にのっていると日差しが真横から飛び込んでくる。

眼をつむっていても太陽の光をまぶしく感じる。

太陽光を浴びると体内時計の整うということを頭で理解する前から、朝、太陽光を浴びることはとても好きだった。

その時にイメージしていることはウルトラセブンの『セブン暗殺計画』の回である。

ガッツ成人に破れ、十字架にとらわれたセブンを助けるべく、ウルトラ警備隊の曽我がビームランプにエネルギーを注入しセブンが復活する。

眼を閉じたまま、太陽光を浴びてマグネリュームエネルギーを充填していくことをイメージすると元気が出てくる。

冬はとくに正面から飛び込んでくる感じがとりわけセブンっぽくてよい。

子どもの頃からウルトラセブンだけではなく、場面場面でいろんなキャラになりきっていたことを思い出す。

そういえば柔道の体重別大会の前には、『水だ、水をくれ~』と言いながら力石ごっこをしたなぁ。

俺の場合は、2kgくらいの軽い減量だったけれど。

カルカンと阪神大震災と水島新司

義父の手作りのカルカンが送られてきた。

カルカンは鹿児島の郷土菓子である。

家内は鹿児島出身で義父母は鹿児島に暮らしている。

もう10年以上前になるが定年退職した直後にお父さんだけを生徒にした料理学校に通っていて、その時にならったらしい。

袋もそのころ大人買いした、業務用のものがまだ残っているらしい。

家庭菜園も営んでおり、カルカンの原料の山芋も自分で栽培したそうだ。

大したものである。

辛党の私だが美味しく二ついただいた。

仕事中に水島新司の訃報をネットニュースで見た。ドカベン、一球さん、あぶさん他、長い間お世話になった。

考えてみると55歳の私が小学生の頃からお世話になった有名人は存命であっても相当な年で毎年のように寂しさを感じる訃報に出会う。

27年前の今日、阪神淡路大震災が発生した。

3月になると地下鉄サリン事件が発生した年でもある。

昭和の終わりから平成の初めにかけてべルリンの壁が壊れ、ソ連が崩壊しバブルもはじけてタフな世の中になっていくという漠然とした不安を持っていたような気がする。

何だかんだで5年に一度くらいは世界をゆるがす大きな事件がおきているような気がする。

これからもいろんなことがあるだろうが、しっかりと考え、自分らしく生きていきたい。

アロエの花が咲くとき

庭にアロエの花が咲いている。

去年から咲いているが、年を開けて二週間たっても健在で、むしろ色味の鮮やかさが増してきたように思う。

もともとは南方の植物で霜が降らないようにしないと葉もダメージをうけるのだが、まだ霜対策もしていないのにいい感じである。

アロエは『医者いらず』と言われており、大学へ行くときや就職した時など、転居を伴う人生の節目には母親から近くにおいとけと送られてきたりしていた。

植え替えや追肥などもせずにどんどん大きくなるし、学びたいくらいのタフな植物である。

今回の株も150円くらいで売ってた小さなものがどんどん育ってきたものだ。

生命力はA級である。

子どもの頃は葉っぱごと凍らせた後にペーストにして飲み込むように食べていた。

良薬口に苦しを地で行くような苦い味がする。

一方で花にはとても甘い蜜を蓄える。

花は見るたびにドラゴン、不死鳥などを思わせる色と形をしている。

好きな植物の一つだ。

今日はプロコーチ試験の受験資格を得る為の最後のクラスがあった。

今まではコーチングの技術を学ぶものだったが最後のクラスは自分の強みの振り返りや営業などどんなコーチを目指すのかといった内容であり、とても楽しく学ぶことができた。

プロコーチの試験は二月に受験することにした。

わくわくしてきた。

アロエも俺を応援しているように見えた。

休日出勤、朝にスイレン!

休日出勤。

昨日に引き続いて半年間を振り返る一日である。

終日ZOOMだったので私のいる部署は私を除いてテレワークだった。

一人くらいは出勤したほうがいいという責任感で出社したのだが、誰一人いない職場は驚くほど快適だった。

溜まっていた雑用的な仕事を全て終わらせてto do リストから何もなくなった。

職場ではあったが周りに誰もいないので、ユーチューブでクラシックを流し聴きしながらコーヒーを飲みながら仕事する。

ぜいたくな時間だった。

休日の時間の電車は、貸し切りが期待できるのでビールを買い込んで乗り込む。

たまにはよし。

明日はコーチングのクラスがあるので頑張る。

今日の写真は水仙。

向かいの家の塀で水仙が咲き乱れているところを写した。

雪化粧した近鉄電車

今日は仕事の都合でいつもより一時間早い始業だった。

半年に1回、各部門が集まって、金土を使って半期の業績振り返りを行うので、前泊し早帰りできるように始業を早くしている。

今はオミクロン株の件もあり、集まることはせずにZOOM開催だが朝早い慣例は従来通りである。

そうはいっても普段と同じ電車で会社に行って帰りが一時間はやくなるのでラッキーに思う。

朝はとても冷えていて厚着して会社に向かう。

名古屋方面から来た鳥羽行きの電車がプラットホームに入ってきた姿を眺めると、顔も頭も雪化粧であった。

仕事自体も各部門の業績発表会を聴いている時間が長くのんびりとした一日だった。

朝晩は、『なんのために「学ぶ」のか(ちくまプリマー新書)』を読む。

7人の有識者が講義形式で書いているのだが、小林康夫の見方になかなか共感した。

世界の中で生きている違和感、世間と自分の間に感じられる越えがたいズレを埋めていくために学びが必要だとのことである。

また社会を人間が作った以上、人間である自分にも社会に対する責任があり、責任を果たすために学ばなければならない。

鷲田清一の分業が進み、人々が無能化し顧客化する中で、いろいろな補助線をたてて人生の課題に向き合い続けるというのも良かった。

夕飯はバーミアンに行く。

鏡開きのお餅でぜんざいをいただく。

1月11日は飲み会だったので鏡開きのタイミングでお餅は食べなかった。

家族はぜんざいにして食べたらしい。

今朝の朝ごはんで余ったお餅をぜんざいにしていただいた。

若い頃は、お汁粉はすきだがぜんざいは嫌いだったのだが、だんだんと好きになってきた。

嗜好も変わる。

子どもの頃から好きだったものは今でもたいがい好きだが肉の脂身がつらくなってきた。逆に嫌いだったものが好きになったりする。

魚のはらわたなどの苦味やレバーも年を取るにつれ好きになってきた。

食べ物以外にもいろんな好きなものを卒業しながら新しい好きを取り入れて生きている。

中学の頃好きだった女の子の顔もうろ覚えになり今を生活していることや漫画も多くを卒業して『歎異抄』や『方丈記』を読んでたりする。

音楽は中学時代にさだまさしや中島みゆきといったフォークソング始まったが今は音楽自体をあんまり聞いていない。

また音楽に親しもうと思った時にもしかするとクラシックなどを聴くかもしれないという予感が少しだけする。

最後の晩餐はさんまの塩焼きで良いと思っているが、音楽や本やいろんなジャンルの最後の一つが何になってくるのか興味深い。

可能な限り、これから知るもので埋め尽くしたいものだ。

『道は開ける』×『ソフィーの世界』

少しお酒の残った寝起きである。

今日の写真は『道は開ける』と『ソフィーの世界』である。

『道は開ける』は久しぶりに読みたいと思って図書館で借りてきた。

いわずと知れたD.カーネギーの悩みに対処するための方法について記した自己啓発本である。

執筆された当時は、著者がニューヨークにある図書館で「悩み」というキーワードで検索すると22件しかヒットしなかったそうだ。

カーネギーによって自己啓発というジャンルが大きく開拓されたのであろう。

今日一日を精一杯生きる、最悪の事態を想定し覚悟する等の金言に満ちている。

『ソフィーの世界』はずっと前に購入し、いつか読もうと本棚で20年以上熟成させてきた。

西洋哲学の歴史をミステリー仕立てにわかりやすく教えてくれる名著と言われている。

まだ読み始めたばかりで、やっとソクラテスが登場したくらいだが楽しく読めている。

コーチングをやっていく上で、コーチには、クライアントの憧れの対象、ロールモデルであることが好ましい。

強みの棚卸をしっかりと行って、どのようなタイプのコーチ像を描くか検討するための読書である。

道は開ける × 週末起業

三連休明けの仕事始め、年末年始からの戻りも含めてだいぶ忙しかった。

昨日、久しぶりにD.カーネギーの【道は開ける】を読み始めたことを書いたが、早速、第一章に記載の『今日一日を精一杯生きる』を意識して行動してみた。

朝6時に起床し、『今日一日を精一杯生きる』ことを誓って一日を開始した。

明日死ぬと思った上で今日を生きることを考えた時に同じ行動をするのかというつっこみは別として、今日の瞬間瞬間について、何か一つでもことを起こそうと思った時に、この瞬間の刹那であることを言い聞かせると色々と丁寧だったり、積極的だったり、よい感じで行動できるように思った。

継続する。

終業後、週末起業塾をやっている人とちょっとした縁で飲みに行く。

まずは関係作りで、今日の一日が新しい展開のきっかけになるとよいなという感じである。

コーチングをどのように商売に結び付けていくかも含めて、きっかけ作りという意味ではよい機会だったのであろう。

こんなことを積み重ねながら、よい形を作りこんでいくようにしよう!

私の今年の漢字は【動】!

今日は成人式で土日からの三連休である。

ゆっくりと起き出してトーストと昨夜の残りのクリームシチューをいただく。

10時半くらいにAmazonから棚が届く。

一時間程度かけて組み立てを完了。

昼からはコーチングのZOOM新年会に参加する。

参加者は今年の自分の漢字を持ち寄る約束である。

わたしは【動】という言葉を持って行った。

2月にコーチングの試験を受けて無事合格したらSNSを活用したマーケティング、セールスを行っていくことになるので、一つ一つをしっかりと行動に移していくという決意を込めて選んだ。

空いた時間では久しぶりにD.カーネギーの【道は開ける】を読み始めた。

これも行動を促してくれる本なので背中を押してもらおうと思って手に取った。

読み進めながら行動計画を策定していこう。

今日の写真はマグロ丼。シビマグロの冊とメバチマグロの切り落としを安く販売していたので食べ比べがてら購入した。

色はシビマグロが白っぽく、メバチマグロの赤が強く出ていたが、味はそんなに大きくは感じなかった。