【創作の極意と掟(筒井康隆)】を読んで

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ブログを書き始めてから言葉の正確な使い方が気になって、うろ覚えの単語を使う時など意味を確認してから書くようになってきた。

さらにうまい文章のコツなどにも興味を持つようになった。

参考にしようと借りてきたのが筒井康隆の【創作の極意と掟(講談社)】である。

3週間ほどまえに三重県立図書館から5冊ほど借りてきた中の一冊だが先ほど読了した。

【凄み】や【色気】などの小説に必須の要素で、かつ作者の体験がにじんでくることや【薬物】、【電話】といった子道具類に関する考察、【語尾】などの作文技術的なものまで小説が具備すべきことが盛り込まれていて非常に面白かった。

著者の意見として、よき作家は古典、哲学などへの素養、文法などの作文技術、濃密な人生体験の3つが必須であるとの印象を受けた。

小学校から55歳の今にいたるまでの人生を振り返った時に、本一冊分くらいの体験はしてきたように思う。

人が昔から悩んできた古典的命題と比較しながら自分の体験を語り、適切な作文技術で表現すれば多少は読ませることができるのではないか?

札幌で過ごした大学時代、夜を徹して飲んだ薄暗い明け方帰路の途中、真冬の大雪でアスファルトの道路も雪が降り積もり、一面真っ白の中に24時間営業のコンビニエンスストアのあかりだけがぽつんとともる中、チェーンを巻いたトラックがサンタクロースの橇のようにシャンシャンシャンと音を鳴らしながら走っていく姿を見て、この風景を文章に出来れば一冊は本が書けるなと考えていたことを思い出した。

最後は哲学に行くのだろうか?

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ブログを書き始めて5ヶ月になる。

毎日を楽しく暮らすにはどういう心持で過ごせばいいのか?

死ぬまでにやりたいことは何なのか?

などと自問自答しながら書いていると、自分の思考が浅いことに気づく。

幸福とは何かなど考えを進めていくと自分の中で完結せずに堂々巡りになることが多い。

先人に学ぼうと考えて図書館に通い、幸福論などのキーワードで検索を掛けては本を借りてきている。

そんなことを繰り返していると、結局大昔からの哲学的および宗教的命題などに行きつく。

昔、野坂昭如がサントリーゴールドのCMで歌っていた通り、【シェークスピアもプラトンもニーチェもサルトルも皆悩んで大きくなった】のである。

2000年以上たっても人間は同じようなことで思い悩む。

しかも2000年もたっているのに、また先人の書を読んでいるのに、私ははるかにレベルの低いところであーでもないこうでもないと唸っている。

言葉とは?考えるとは?死とは?・・・お金がなくても退屈しない自信だけはついてきた。

今日の写真はフリー画像からダウンロードした白髭神社である。

コーチングもいろいろ

現在、コーチングスクールの年一回のイベントであるワールドツアーが開催中である。

毎日20時から一時間ほどやっている。

昨日はボイスコーチングで【声を武器にする】というセッションを受けた。

今日は、【子どもを伸ばすスポーツコーチング】だった。

コーチは皆コーチングともう一つの何かを組み合わせて勝負している。

ビジネスコーチングとか婚活コーチングなどもあるらしい。

Coconalaというフリーランスの人が特技を売るサイトがあり、イラストやHP作成などいろんなジャンルを宣伝している。

そちらでコーチングで検索すると3441件ヒットした。

イラストなどは6万件を超えており、カテゴリー別だとコーチングは決して多くはないが少なくもない。

コーチングと何を掛け算するかがセンスなのだろう。

出来れば自然とのふれあいをうまく掛け算に出来ればと思う。

今日の写真はトウ立ちしたレタスである。

急に冷え込んだ後、ここ数日ぐっと温かさがもどり少し心配していたが、やはり花芽が出てきた。

しょうがないので葉っぱを剥いで炒めるか何かして食べることにする。

今回も結球レタスは道半ばにして断念となる。

家庭菜園難易度ランキングでは時期さえ間違えなければ簡単と書いてあるのだが・・

今シーズン中にもう一回チャレンジしてみよう。

漫画三昧

今月8日、白土三平が89歳でなくなっていたとのニュースを聞いた。

さいとうたかおに続いて巨匠がまた一人消えたことになる。

手塚治虫を皮切りに物心ついた子どもの頃から楽しませてもらっていた漫画家たちがいなくなっていく。

水島新司も筆をおいたので現役で活躍しているのは永井豪くらいではないだろうか?

私と漫画の出会いは熱を出して寝込んできたときに父が買ってきてくれた【侍ジャイアンツ】だろうか?

【硬派銀次郎】もそのころ買ってもらった記憶がある。

その後、週刊少年チャンピオンに夢中になる。

ブラックジャックやドカベン以外にも面白い漫画がそろっていた。

姉の影響でりぼんも読む。

一条ゆかりや高橋由佳利が好きだった。

高校で柔道部に入ると、部室に少年サンデーや少年マガジンがおいてあり、一二の三四郎、一球さん、明日天気になあれ、男大空などを読む。

うる星やつらで高橋留美子とも出会う。

あだち充も大人気だった。

大学に入ると寮には雑誌置き場があり、本格的な漫画三昧が始まる。

週刊の少年誌でジャンプ、マガジン、サンデー、キング、月間マガジン、月間ジャンプ、青年誌でヤングジャンプ、ヤングマガジン、ヤングサンデー、ヤングキング、アクション、アクションキャラクター、近代麻雀、近代麻雀オリジナル、近代麻雀ゴールド、ビッグコミック、ビッグコミックオリジナル、ビッグコミックオリジナル増刊号、花とゆめ、LaLa、モーニング、アフタヌーン、イブニングなど片っ端から読んだ。

少女漫画はLaLaの樹なつみ、花とゆめの佐々木倫子など読みでがあった。

雑誌では読まなくても単行本で吉田秋生、道原かつみ、高口里純、高河ゆんなども友達の影響で嗜んだ。

当時、一番夢中だったのは、ビッグコミックスピリッツに連載されていた【めぞん一刻】で「一刻館の昼と夜」などセリフをそらんじることの出来る話がたくさんあった。

社会人になってからも漫画好きのまま、寮で拾っていた本を自分で購入するようになり、所有する単行本も2000冊を超えた。

途中、海外の生活が入り結婚もして思い切って断捨離し、今では【ビッグコミックオリジナル】と【ビッグコミックオリジナル増刊号】だけに落ち着いた。

オリジナルは三丁目の夕日やあぶさん、浮浪雲、釣りバカ日誌などがずーっと連載されていて若かった頃の自分には刺激的な雑誌ではなかったが歳をとるとこういうところに着地するのが面白いところだ。

一時は漫画評論家になれるくらいの勢いで読んでいたが、最近の流行りはほとんど知らない。

ここ数年は、街の中華料理屋で読んだことをきっかけに【べしゃり暮らし】、【進撃の巨人】、【東京喰種】を読んでみたくらいである。

変われば変わるものだ。

それでも漫画が私の人生に与えた影響は多大である。

コーチングを学ぶことを検討中である

コーチングスクール主催のイベントが始まった。

今日から1週間連続でいろんなテーマでコーチングセッションが行われる。

平日は20時から土曜日は13時から半日の開催になる。

色々なセッションを体験した上で、コーチングを学ぶか否か確定させる。

昔からコーチングを受けたりして興味を持ってはいたが、今回は自分がコーチを目指すことを検討している。

コーチング自体の有効性は実感している。

商売になるかは不明だが定年後もいろんなコミュニティに積極的に参加して老後も楽しく暮らしていくために、身に着けておいて損のないスキルだと思う。

定年後のIターンで田舎と隣接した地方都市の暮らしを模索している中で人との良好な関係を構築するための一助となるに違いない。

死ぬまでにやりたいことも人との関わりの中にあり、コーチングスキルが横ぐしで束ねていってくれればと思う。

写真は稲の実った田んぼで昨日撮影した。

水源を一つにする隣の田んぼは一か月ほど前に収穫していた。

植え付け時期を記憶していないが、どのように収穫適期が変わるのか不思議である。

いずれにしても米といい麦といい見事な黄金色である。

見ているだけで幸福になる景色。

長女の誕生日

昨日、スーパー銭湯にいったと書いた。

今朝、目が覚めたら肩こりなどがきれいになくなっていた。

すごいぜ、サウナ!

これからも出来る限り通いたいなと思う。

今日は家を大掃除した。

リビングのござなど夏物を一層して達磨ストーブをだすなどの冬支度をする。

今日の写真は長女の誕生日のケーキの映像と、メインディッシュの写真である。

海鮮たっぷりのせのせのチラシ寿司を作る。

長女は15歳となった。

部活はブラバンなのだが、なかなか引退できないらしく今日も部活だった。

お声がかかるうちが花だと送りだす。

親よりもよっぽど真剣に将来を考えているので勉強も何とかするだろう。

二年ぶりのスーパー銭湯

7時過ぎに起き出して朝食をとった後、尿酸値をさげる薬をもらいにお医者さんに行く。

そのままスポーツジムにいってマシンを使った筋トレ、ストレッチ、マッサージチェアによるマッサージを行う。

片道10分の道すがら、気になった植物を撮影しながら歩いてジムに行く。

先週はブログに全て記載できないくらい一杯のいろんな花がさいていたが、今週はだいぶ虫媒花が減ってきた。

虫媒花はノアサガオ、テンジクアオイ、野ゲシ、ダンドク、ランタナ、セイタカアワダチソウくらいでほとんどは先週に比べピークが過ぎて弱った感じ。

色や蜜で虫を呼ぶためにコストをかけたきれいな花は気温の低下で虫が減るのに伴い減っていくのは必然であろう。

風媒花のススキは今が旬とばかりに咲き誇っていた。

土日は散歩するので自然関連の発見があり、ブログネタには困らない。

平日はお客様相談室に電話してくる変わったお客様のエピソードを除くとネタがない。

土日に比べ変わり種のしない生活をしているせいだろう。

夜、温泉好きの家内とスーパー銭湯に行く。

約2年ぶり。サウナで1kg汗を流して風呂上りに生中を飲む。

コロナ前の生活のままである。

このまま少しづつ生活を戻していきたい。

明日は福岡移住支援セミナー

家に帰るとウエビナーのリマインドメールが入っていた。

明日は【TURNS】という雑誌の主催する『バリカタ!フクオカ!』というZOOMウエビナーが開催される。

福岡へのIターン、Uターンを勧める6回目のウエビナーである。

お題は、「福岡で働く、転職編」である。

第5回までは住居編で県内の移住誘致を行っている市町村といった自治体が各々の暮らしやすさをアピールする会だった。

【TURNS】は、地域や地方移住に関心のある人と地域をつなぐというコンセプトの雑誌で、今回のようなイベントをたびたび計画しているようだ。

老後住まいたい地域の本命の一つとして福岡を考えているので6回連続の参加となる。

福岡には何回か出張し食べ物が安くておいしいところだし人柄がよいという印象がある。

福岡の友人に聞くと宗像あたりが土地も安くて地盤も安定していいなどと誘ってくれる。

妻と私の親族の分布など色々な要因を考えて、神奈川か福岡の二択になりつつあるので、セミナーの聴講は大真面目である。

地方移住というのは何歳までなら歓迎されるのだろうか?

そこいらの感触もつかむつもりでのセミナー参加となる。

毎日いろいろと忙しく考えている。

今日の空は晩秋の青空!

英語を断捨離

今日、ネットニュースを見ていたら、スピードラーニングが事業を終了していたとの報が掲載されていた。

ゴルファーの石川遼を広告に使い、派手に宣伝を行っていた記憶がある。

私も昔お世話になっていて、今も携帯電話にCDから落とした英語の音が残っている。

ネットでいくらでも安価な英語勉強法が出てくる中でCD販売というモデルは時代遅れになったのであろうか?

私も数ヶ月前まで英語を勉強していたが、スピードラーニングは数年前に卒業して、より安価で効果が高いと判断した【スマホ留学(TOEIC編)】をやっていた。

数ヶ月までと書いたのはブログ開始と前後して英語の学習をやめたためである。

ゴルフクラブ、保険以外に英語も断捨離済みである。

一日の時間を見積もった時に、趣味(死ぬまでにやりたい10のこと)に充てられる時間は平日でせいぜい3時間だと以前書いた。

日常会話に困らない程度の英語を身に着けようと思った時に平日の隙間時間をほとんど持っていかれるなと思って英語学習は断念した。

英語だけ出来ても海外の友人の知的好奇心を満足させるほど日本を語るほどの知識もないし、そこまでの英語力にも到達しないだろう。

外国の友人もいるが皆日本語が達者なので助かっている。

卒業後も思い出したように英語熱は高まったが残された時間を意識した時に再び英語学習が選択肢に入ることはないだろう。

今日の写真は玄関にいたカエル。

そこで夜を明かしたのかすっかり保護色になっている。

軒下だと夜露もあたらず多少はましなのだろうか?

最低気温が12℃まで下がってきて逃げる気配もなくじっとおとなしくしていた。

もうそろそろ冬眠に入る時期であり気温である。

今年のカエルはこれで見納めかもしれない。

ZOOMで特定保健指導を受ける

本日はテレワーク。

朝起きて金魚鉢の水替えなど通勤のある日には時間にゆとりがなくなかなかできない作業をしてから仕事を開始する。

途中、郵便屋さんが衆院選の投票権を届けてくれた。

昼休みに洗濯物を干したり、洗い物を食器洗浄機にかけたりした。

配達された生協の宅配を冷蔵庫に収納した。

家にいるとちょっとした家事に時間がとられることがよくわかる。

とはいえ、テレワーク中のことと思うとちょっとした家事が嬉しかったりするのは現金なものである。

公と私のちょっとした混ざり合いがテレワークのだいご味である。

10時からは特定保健指導をZOOMで受ける。

便利な時代である。

4月の特定検診で生活習慣病のリスクが高いと判定されたための保健師面談である。

4月以降の節制の甲斐があり良好な数値であることをアピールした。

生活習慣を改善したきっかけをきかれたので旧友が急逝したことだと答えて二人で少ししんみりした。

今日の写真は玄関口のハロウィンの飾り。

部屋の中も含めて9月末にいくつか飾り付けていた。

昼の光が差し込んで明るかったので撮影してみた。

ハロウィンまであと2週間弱である。