昼休みのネットサーフィンで、ひろゆきが考える、【伸びる人の特徴】という記事を読む。
これから伸びる人は、現在に不安を持ち、【漠然とした不安をとりあえず何かやっておくという行動に変えている人】であると彼は書く。
スキルの種類は、楽器を覚えるでも、小説を書くでも、何でもよくて、【とりあえず何かをやってみる】のが良いという。
この一年、森林インストラクターを目指したり、ブログを始めたりして、起業塾に入ったり、出版を目指したり、ひろゆき目線で【伸びる人】になったのは嬉しかった。
小説を書くのでも良いということで、今日のブログのネタは、ライトレで、ショートショートのお題を拾うことにする。
今日のお題は、【憎しみ、かりんとう、大人】である。
甘みの強すぎる食べ物の嫌いな子供だった。
かりんとうは、小麦粉を砂糖などと煉り合せた後、揚げた上に黒砂糖で作った蜜を絡めるという作り方で、サツマイモに慣れた舌には甘すぎて、胸が焼けた。
犬のうんちに似た外見と合わせて、お茶請けに出るのが嫌だった。
それでもかりんとうに憎しみを持つことはない。
辞書で憎しみと引くと、誰かや何かをひどく嫌っている状況と出てくる。
味の好き嫌いくらいでは、「好き」と感じる対象に危害が加えられたとまでは思わないのである。
大人になって、成熟し、家族など執着する対象が出来ると、対象への危害以外は、嫌いな食べ物というのが、憎むには物足りないことであるとつくづく思う。