今日、仕事を終えて家に帰り、本棚を漁って、風呂で読む本を選んだ。
何気なく、手に取った本は、【心の危機を救え(梅原猛)】である。
いわずと知れた日本の碩学で、私にとっては、【歎異抄】の面白さを教えてくれた人である。
存在を知ったのは、司馬遼太郎との対談集であったろうか。
【心の危機を救え】1998年初版第一刷の出版であり、執筆した理由について、冒頭で、オウム真理教事件に衝撃を受けたためであると記載してあると述べている。
当時、千葉に勤めていて、一つ間違えると地下鉄サリン事件に巻き込まれかねなかった自分としても非常に衝撃を受けた事件であった。
サリン事件後も、【ああいえば上祐】、【村井秀夫殺人事件】など毎日ワイドショーをにぎわしていた。
本を手に取ったついでに、自分にとって印象に残っている、社会的な出来事を羅列してみると、昭和天皇の崩御から始まって、平成というのは強烈な時代だったなと改めて思う。
何とか適応しながら、よくぞ生きてきたものだ。イギリスのEU離脱で幕を開けた令和がどんな時代になることやら。
高度成長期1955年~1973年(記憶なし)
安保闘争1959年、1970年(記憶なし)
沖縄返還1972年(記憶あり)
昭和天皇崩御1989年
ベルリンの壁1989年(平成元年)
北海道大学卒業ハウス食品入社1990年(平成2年)
ソ連崩壊1991年(平成3年)
バブル崩壊1991年(平成3年)
阪神淡路大震災1995年(平成7年)
地下鉄サリン事件1995年(平成7年)
ウインドウズ95 1995年(平成7年)
iモード事件2000年(平成12年)
米同時多発テロ2001年(平成13年)
東日本大震災2011年(平成23年)
転職2014年(平成27年)
英国EU離脱2020年(令和2年)