大学時代は柔道部に所属していた。 現役部員のための寄付の依頼があったので郵便局にいって一万円ほど振り込んできた。 今の自分を育ててくれた過去に対する感謝を込めて、OBとして寄付するという形になる。 ふと気になって過去に行ってきた寄付を思い起こすと、一番初めは、赤い羽根共同募金でお小遣いから10円程度寄付して羽根をもらって胸にさしていたと記憶している。 時間軸でいうと、もう読まなくなった子供向けの本などの物品をまだ使ってくれるようバザーなどに寄付していたことが次に来る。 他には、ユネスコ主催の絵画コンクールで賞をもらって表彰を受けに会場にいった時に100円くらいなのだろうが寄付したところ、今でも毎年実家に寄付の依頼が送られてくる。 郵送代ではるかに足が出ているのであろうと思うと申し訳ないことである。 その後はWWFジャパンの野生動物保護や海外も含めた阪神淡路や東日本大震災など大きな天災の被災地へのお小遣い程度の寄付になる。 ふるさと納税も寄付の一種だろう。 私利私欲の色が強いが一応北海道など過去お世話になった縁のある場所を選ぶようにはしている。 その後も買い物ついでに出た小銭を募金箱に入れることがあったが、預け入れの有料化などで小売りですら小銭をもてあましはじめたのか少しずつ寄付金箱が減っているように感じる。 今後は未来への思いを込めて千円札程度のまとまった形で寄付が出来ればと思うが、寄付を必要とする人、場所、モノというのは多々あってどちらにしたものかという迷いは生じる。 価値観の問われるところである。 農薬などの影響で、昆虫が猛烈に減っていてるらしく、この30年間で75%減ったというデータがある。 昆虫がそれだけ減ると生態系が壊滅的なダメージを受けて人類滅亡の危機になりそうな恐れもあると思うので、そこに見合った寄付先がないか探してみようと思う。 |