薦められた本を読んできた

book opened on white surface selective focus photography
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先日のブログで、大学の友人に、浅田次郎の【プリズンホテル】をもらったことを記したが、家族・友人からの薦めがきっかけで、はまった作家は多い。

私は、一度、気に入ると、同じ著者の作品を片っ端から読むという、読書スタイルであり、はまった著者からは、人生観など深いところにまで影響を受けている。

はまった本を薦めてくれた人たちは、私の人生に、結構な影響を与えていると思う。

そんなこともあって、誰に何を薦められたか、しっかり覚えているし、何を薦めてくれるかで、その人の人となりもわかるので、誕生日のプレゼントで何が欲しいかと尋ねられたら、お薦めの本をリクエストしたりしている。

身近な人から薦められて、ドはまりした中には、司馬遼太郎や中島らもなどがいる。

司馬遼太郎は、【燃えよ剣】から始まったが、【竜馬がゆく】などの小説を片っ端から読んで、対談集や紀行文にも広がっていった。

竜馬が頭上に空想の巨石を置いて、何時、落ちてきてもいいように自己鍛錬をしていたというエピソードなどは、そっくりそのまま自分にも取り入れていたし、尻喰らえ孫市などの気風のいい主人公たちの活躍をよみながら、自分も器の大きい人間になろうなどと決意していた。

中島らもとは、【今夜全てのバーで】が出会いとなった。エッセイも含めて、実体験の豊富さが、話の面白さになる作家だった。

中学の娘に、住野よるの【君の膵臓をたべたい】を薦められて泣きながら読んだ。本の良さもさることながら、子供の成長にも驚いたものだった。

これからも、よい作品と出会っていきたい。