『妻のトリセツ』、『夫のトリセツ』を読んで

友人から推奨された『夫のトリセツ』、『妻のトリセツ』という本を昨日購入し、一気に読んだ。

悪気はなくても男の脳と女の脳の違いからくるちょっとした意見の違い、誤解に基づく夫婦間の行き違いを論理的に記載し、夫婦円満を実現するための秘訣を、夫、妻それぞれが意識するべきこととして記述されている。

著者は義母や息子の嫁と同居しながら良い関係性を築いていて、その秘訣も記載されている。

著者は比較的男性脳に近く、女性に対して有効な寄り添う感覚を発揮できずに学生時代の友人との関係を損なった体験なども記載している。

ある意味、男の気持ちを理解しやすい性向の女性による本である。

シリーズ二冊目になる『夫のトリセツ』では、定年を迎えた伴侶との関係性を全面的に肯定している。

HOW TO本として読むよりも、夫婦仲が良いことがもたらす幸福についてのノロケ本として読み、ノロケることのできる関係を夫婦で構築するための若干のHOW TOを拾うのが本書の正しい読み方なのだろう。

これは幸福論なのだ。

今回、購入した二冊については家内にも共有し、うなづき合っていければと思う。

今日の写真はせんだんぐさ。

ひっつき虫の一つである。

神奈川の河川敷でもよく咲いていた。

植物の動物散布種子戦略に貢献しているとも思わずに友達の背中にくっつけたりくっつけられたりしていた。

本当は散歩中に発見したオリーブの実が鈴なりになっている木をアップロードしようと思っていたが全体を俯瞰的に写そうと引いて撮影したら実が目立たない写真になっていたので断念した。

最近は庭木に多く使われているが結実しているところを見ることはなかった。

温暖化の影響だろうか。

午後からは雨がふってきた。

早い時間に散歩して気持ちよかった。