『宗教で読み解くファンタジーの秘密』・『夜と霧』

『宗教で読み解くファンタジーの秘密Ⅰ』を読み終わった。

もともと活字中毒ではあったのだが、このところ少し重ための本をよく読んでいる。

巻末の解説・書評を読むといつも深い読み方ができるものだと思って感心ばかりしていたが、この本を読むことで少しわかったことがあるように思う。

タイトルからわかるようにキリストや仏陀の救済物語をベースにおいて、星の王子さまにおける子供と大人の二項対立や風の谷のナウシカの集団の罪を購い死に再生するという物語を宗教説話に突合させて比較していくという書き方だった。

何かと比較しながら解釈していくと深く読めるということを教えてくれる本であった。

参考になった。

著者は中村圭志という人で、著者略歴を読むと大学の先輩だった。

同窓が頑張っていると思って少し嬉しかった。

次は『夜と霧』を読む。

強制収容所の話で昔から気になっていたのだついに借りてきた。

読み始めてすぐに重たい。

昨日は子供の通う中学で体育祭の予定だったが子供の通う中学の同級生が交通事故で亡くなったということで中止との連絡が来た。

子供がなくなる話を聞くとやりきれない気持ちになる。

大学時代の友人が卒業式の写真を送ってくれて懐かしかった。

少しもの悲しい気持ちにもなった。

秋でもないのに色々と物思う日であった。

『宗教で読み解くファンタジーの秘密』を読み始める

最近、手が空いたときに岡田斗司夫のYouTube動画を見たりしている。

映画やアニメ、本などに関する著名なオタクであり、人生相談なども行っている。

養老孟司とは別の意味でものの見方・考え方を教えてくれる存在である。

宮崎駿でもガンダムでも好きな作品についてどこまでもこだわる。

世界観に浸るために小道具から何からすべてを調べ上げて物語を深く理解する力はすごい。

私も好きな物語をより深く理解する力を育てたいなと思っていたタイミングで、【宗教で読み解くファンタジーの秘密】という本を図書館で見つけたので借りてきた。

【星の王子さま】や【風の谷のナウシカ】などの名著・名作を宗教目線で読み込むという本である。

まだ『はじめに』までを読んだところだが釣り込まれ得る感じがあって楽しみだ。

今日は早めに床について続きを読もう。

いろいろとやることがあるが濃密な時間を過ごせるようにしていこう。

最後は哲学に行くのだろうか?

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ブログを書き始めて5ヶ月になる。

毎日を楽しく暮らすにはどういう心持で過ごせばいいのか?

死ぬまでにやりたいことは何なのか?

などと自問自答しながら書いていると、自分の思考が浅いことに気づく。

幸福とは何かなど考えを進めていくと自分の中で完結せずに堂々巡りになることが多い。

先人に学ぼうと考えて図書館に通い、幸福論などのキーワードで検索を掛けては本を借りてきている。

そんなことを繰り返していると、結局大昔からの哲学的および宗教的命題などに行きつく。

昔、野坂昭如がサントリーゴールドのCMで歌っていた通り、【シェークスピアもプラトンもニーチェもサルトルも皆悩んで大きくなった】のである。

2000年以上たっても人間は同じようなことで思い悩む。

しかも2000年もたっているのに、また先人の書を読んでいるのに、私ははるかにレベルの低いところであーでもないこうでもないと唸っている。

言葉とは?考えるとは?死とは?・・・お金がなくても退屈しない自信だけはついてきた。

今日の写真はフリー画像からダウンロードした白髭神社である。

合わない人とは付き合わない。正or誤?

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このところ静かにしている、メンタリスト・ダイゴではあるが、彼の超性格分析というアプリは、重宝している。
これは、性格をメンタルの強さや勤勉性などの5つの要素に分けて、各要素ごとに、各5タイプ用意された性格タイプのうち、自分がどのタイプかを判定し、総合的にどのような性格傾向があるかをはかるソフトである。

最終的には、性格のあう異性とのマッチングアプリとして売り上げに結びつけているものだが、毎日の無料のワンポイントアドバイスを受け取るだけでも楽しめる。

ワンポイントアドバイスは、各要素に対し5~6種類くらいあり、約1ヵ月程度で一巡している感じだ。

今日のアドバイスをひと言に要約すると、【愚かな人とは付き合うな】ということにつきる。

幸福論などの哲学やアドラーなどの心理学も、どうしても会わない人とは無理に付き合う必要はないというところで着地していると思う。

ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教、ゾロアスター教などの最後の審判も、駄目なものは駄目といっているという解釈でよいのかな?

仏教における衆生済度は、どうなのであろうか?

私としては、【愚かな人とは付き合わない】がピンとくるし、心理学的には結論が出ているように思うが、いろんな宗教や哲学がどのような考えでいるか、もう少し整理することにする。

仕事などの関係性の中で、【愚かな人とも付き合わなければならない】というケースも多くあるだろうし、
テーマとして、頭の片隅に置いておこう。