ふたご座流星群を見る

永井荷風の【あめりか物語】を読み始めた。

出版されたのは1908年で100年少し前になる。

夏目漱石で小説用の書き言葉が確立されたのか文章を読んでいてストレスは感じなかった。

移民や留学生などあの時代にアメリカにいく人たちのことがよくかかれている。

烈なエピソードも多く感心したりいたたまれなくなったりしながら読んでいる。

1950年初版の岩波文庫の巻末の解説を読むとあめりか物語のころの永井荷風はうかれていて読んでいて気恥ずかしくなるとあり、まだまだ私の読み取る力は少ないものだと嘆息する。

今日はふたご座流星群を見た。

ド近眼というあきらめもあって流星群を見ようとしたこともなかったが老眼で運転用メガネを別にもっている今は矯正視力で1.5はある。

これといった過去の記憶がないので、もしかしたら生まれて初めてちゃんと流れ星を見たのかもしれない。

経験が少ないので最初の内は飛行機の点滅などに誤って喜んでいた。

流れ星が流れる時に、家族の幸せ、来年の飛躍などを祈った。

今日の写真はレタス。

二つのうち一つはトウ立ちして花がさいてしまったが日陰にいたもう一つは無事に巻いた。

結球した可食部はこぶしくらいで小さなものだが嬉しい。

明日にでも収穫していただく予定である。