自分を許す(歎異抄?)

昨日に引き続き、『うまくいっている人の考え方』の第一項『自分を許す』に関して思うところを書く。

『自分を許す』を整理する上で、まずは『自分を許せない』がどういうことなのか考えた。

『自分を許せない』には『今の自分を許せない』と『過去の失敗を許せない』の2種類あると思った。

『今の自分を許せない』は、二日酔いで一日寝潰した時などに『俺は人間のくずだー』っと叫ぶ時の気持ちだろう。

昔の『自分を許せない』は、こちらが主だったが、一つ一つ自分の欠点を克服してきてだいぶ自分が好きになれるようになってきた。

今は、『昔の過去の自分を許せない』が主で突然フラッシュバックして『思い出し恥ずかし』状態になることが時折ある。

忘れずに思いかえすたびに二度と過ちを繰り返さないと誓うことも含めて過去の失敗が今の自分を育て続けている。

成長の糧として納得できるものはそれでいいが、それでも償えない罪というのはあるように思う。

それがあっての最後の審判、極楽と地獄なのだと思う。

そこを超えて自分を許す境地が歎異抄の『善人なおもて往生す、ましては悪人においてをや』になるのだろうか。

ここはもう少し考えてみたい。

今日の写真はアロエ。

本格的な冬に入る前に蕾が立ち上がってきた。

いつもこの季節である。

アロエの蜜はびっくりするくらい甘いのだが虫の活動が少なくなった寒い時期に花が咲くのであまり虫が集まっているイメージはない。

もともとが日本の野生種ではないせいだろう。

花が咲いたら霜よけをかけてあげないとすぐ霜焼けしてしまう。