自分を許す(歎異抄?)

昨日に引き続き、『うまくいっている人の考え方』の第一項『自分を許す』に関して思うところを書く。

『自分を許す』を整理する上で、まずは『自分を許せない』がどういうことなのか考えた。

『自分を許せない』には『今の自分を許せない』と『過去の失敗を許せない』の2種類あると思った。

『今の自分を許せない』は、二日酔いで一日寝潰した時などに『俺は人間のくずだー』っと叫ぶ時の気持ちだろう。

昔の『自分を許せない』は、こちらが主だったが、一つ一つ自分の欠点を克服してきてだいぶ自分が好きになれるようになってきた。

今は、『昔の過去の自分を許せない』が主で突然フラッシュバックして『思い出し恥ずかし』状態になることが時折ある。

忘れずに思いかえすたびに二度と過ちを繰り返さないと誓うことも含めて過去の失敗が今の自分を育て続けている。

成長の糧として納得できるものはそれでいいが、それでも償えない罪というのはあるように思う。

それがあっての最後の審判、極楽と地獄なのだと思う。

そこを超えて自分を許す境地が歎異抄の『善人なおもて往生す、ましては悪人においてをや』になるのだろうか。

ここはもう少し考えてみたい。

今日の写真はアロエ。

本格的な冬に入る前に蕾が立ち上がってきた。

いつもこの季節である。

アロエの蜜はびっくりするくらい甘いのだが虫の活動が少なくなった寒い時期に花が咲くのであまり虫が集まっているイメージはない。

もともとが日本の野生種ではないせいだろう。

花が咲いたら霜よけをかけてあげないとすぐ霜焼けしてしまう。

自己基盤を見つめなおす(自分を許す)

コーチングを勉強中。

コーチングピラミッドなるものがあり、土台から自己基盤→コーチングマインド→クライアントとの信頼関係の順に積み上げていって一番上にスキルがくる。

コーチングを行うコーチはクライアントの模範となりうるよう目標達成の経験や見識を持っていることが求められるのだが、それが自己基盤になる。

また自己肯定感があり自分を好きであることも必要である。

自分で自分をどう認識しているか考えるのに『うまくいっている人の考え方』に沿って自分を考えてみる。

1.自分を許す

・ミスを気にしないことが次のミスを防ぐコツである。

重大なミスでも100%自分を許せと書いてある。

早速躓いた。

ほとんどのミスは洒落で済むが自分を許せないミスというのはあるように思う。

人を殺めてしまっても生き返らせることはできないような自分の手で取り返しが出来ないことには責任を感じたほうがいいように思う。

私も取返しのつかないミスはいくつもしていると思うが胸の痛みを感じながら二度としないように自戒しながら生きている。

人は自分に甘くえこひいきするので時折ふと思い出しては自分を苛むような状況であっても、今を幸福に楽しく生きていてめったには思い出さないという状況が自分をゆるしているということであるのならば理解できる。

その場合、100%自分を許している状況に対する解釈が異なる。

今日の写真はポドゾル土。

家から駅にむかう途中の小山を切り崩して造成中の土地である。

腐葉土などが堆積した土壌からでてきた有機酸やフルボ酸で溶けた鉄やアルミニウムなどの金属イオンがたまり酸性の強い貧栄養の土層である。

北海道や東北及び中部に多いそうだ。

家の庭も少し掘ると同じ色になる。

ここにコンポストなどを混ぜ込むと黒い土に変身するので面白いものである。