昨日の続きで、打たれ弱い人を打たれ強くするためのブログを書くにあたっての既視感のない、新しい切り口を探している。
アランの幸福論などの古典で、すでに語られている内容に、何か一つ、新しい切り口を添えるためのものを見つける。
ユングのタイプ論に基づくMBTI、血液型、ビッグファイブ理論など諸々の性格診断と紐づけ、性格診断別に打たれ弱さを分類していくパターン、ストレスの種類をリストアップして、ストレスの種類ごとの打たれ弱さに対し解を与えるパターン、過去の類書では描きようのない最近の新しい事件、理論などを盛り込んだパターン、例えばSNSにおける誹謗中傷を原因とした、いわゆるネット自殺などを打たれ弱さと関連付けて語るなどと考えているものの、今一つピンとこない。
養老先生が死には三種類あり、一人称の死と三人称の死は、当人にはそんなに響かず、自分によって意味のある死は二人称の死とよく仰っているが、見知らぬ他人にあってもネットを介して、自分を名指しで攻撃してくる場合は、匿名性の高い二人称として襲い掛かってくるのだろうか?ネットで誹謗中傷された際の心理状態については、もう少し調べてみることにする。
もう一つ、養老先生から。
個性というものは、もともと持っているもので芸事などで、ただひたすら先人たちの真似をする、盗むという行為を続けても、どうしても真似のできない部分こそが、すなわち個性なのだという。
例えば、アランの幸福論などの古典や直近のヒットした類書などを、書き写すくらいにまねた後に、腑に落ちない部分をおっかけていくとオリジナルにたどり着くのであろうか?
時間は少ないがやりきるべし!