2019年末に新型コロナウイルスが発見されて以降、あれよあれよという間にパンデミックになり、2020年4月には日本でも緊急事態宣言がなされて、県をまたぐ移動が実質、禁止された。2023年5月に新型コロナが5類になるまでは、何等かの形でずっといろんなことを自粛していたと記憶している。新型コロナウイルスの騒動の最中、私は転職して、三重県の会社に勤めていたのだが、もともとは神奈川の人間であり、三重県には地縁も血縁もなかった。幸いにも、2年間の単身赴任生活を終えて、家族を三重に呼び寄せた後のコロナ騒動ではあったが、高齢の母の住む横浜の実家、学生時代や前職の友人たちとの交流など、自分が大切にしてきたことが全て不要不急扱いされてしまった。勤めている会社は、食品製造業で、社会の維持に不可欠な「エッセンシャルワーカー」とされたものの、事務職の私は、テレワークで家に閉じこもることになった。私生活のありとあらゆることが不要不急とされる中、私にとって何が必要火急なのか、いい年齢をして自分探しが始まった。
自分自身に対して問いかけを行い、自分の気持ちに気づく為の技術を欲しいと思って、コーチングスクール(Zoom)を受講して、コーチ資格を取得した。
セルフコーチングやコーチ仲間と相互セッションを行い、図書館では様々な幸福論の書籍を借りてくるなどして、自分の価値観、心情を探っていく旅がはじまった。
