私が子供の頃は、まだ古本屋で本を買うという習慣があった。
小学校の頃、夢中になったドリトル先生航海記なども、誕生日に近所の古本屋で買ってもらったように思う。
いっとき、私の生活圏内に、ほとんど古本屋を見かけなくなった時代があったが、時を経て、ブックオフなどのチェーン店として再び活況を呈するようになっていた。
古本屋の良い所といえば、今流行りの自己啓発本などでなく、新刊書店の棚ではとても見られないような、マイナーな本で棚が構成され、思わぬ拾い物をすることであろう。
最近は、古本屋でなく、図書館にいりびたって、新刊本屋ではお目にかかることもない本を選んでは悦に入って読んでいる。
そんな中で、騎士物といえば、ドン・キホーテ、三銃士、リボンの騎士などがすぐ思い浮かぶ。
武士道に比べて、個人に帰する部分の大きそうな騎士道だが、それぞれに面白い。
個人的には、個人と集団との軋轢の中で葛藤する武士道の物語のほうが好きだな。
こんなことを焼き鳥を食べつつ、ビールを飲みながら書き綴る。
それが精神的にも肉体的にも、健康というものなのだろう!