あなたはどのタイプ?~苔テラリウムと相性のいい5つのタイプ~

苔テラリウムをマルシェに出展している。作品の販売に加えて、お客様に実際に苔テラリウムを作ってもらうワークショップも提供している。

以前、こちらのブログでも紹介したように、苔テラリウムには、私の分類分けでは、5つのタイプがある。

1. 見立て(みたて)様式― 自然の風景をぎゅっと縮景したタイプ

2. 【物語(ものがたり)様式】― ファンタジータイプ

3. 【生活景(せいかつけい)様式】― ジオラマ・日常を切り取ったタイプ

4. 【生(せい)様式】― 植物標本・ミニマリズムタイプ

5. 【意匠(いしょう)様式】 ― アート・グラフィックデザインタイプ

ワークショップでは、短時間で気軽に楽しんでいただけるよう、小さなガラスキャニスターを使って制作しているため、基本となるのは「生様式」である。

ところが、最後の仕上げになると、多くの方の手が止まる。

「カラーサンドを入れてみようかな。」
「木霊のフィギュアを置いたらかわいいかな。」
「いや、何も置かない方がいいかな……。」

ほんの少しの”余白”をどう使うかで、皆さん驚くほど悩む。

その様子を見ているうちに、私はあることが気になり始めた。

「この作品は、どんな人の心に響くのだろう。」
「目の前のお客様には、どんな世界観をおすすめすると喜んでもらえるのだろう。」

年齢や性別だけでは説明できない、その人の価値観や趣味、ものの見方と、作品の世界観には、きっと何らかの共通点がある。

今回は、そんな視点から「苔テラリウムと相性のいい5つのタイプ」を考えてみたい。

さて、あなたはどのタイプだろうか。

苔テラリウムに相性の良い人として、下記のパターンを考えてみた。

① 森に癒やされたい人

おすすめ:見立て様式

こんな人:登山、キャンプ、自然散策などのアウトドア好き

*自然そのものを部屋に持ち込みたい人。「眺める」というより、「森の空気を感じたい」人向け。

② 物語を楽しみたい人

おすすめ:物語様式

こんな人:ジブリ好き 、ファンタジー好き、絵本好き、子育て世代、子ども

フィギュアを見ながら「この後どうなるんだろう」、そんな物語を想像して楽しめる人。

③ 懐かしい風景が好きな人

おすすめ:生活景様式

こんな人:鉄道好き、古民家好き、昭和レトロ、旅好き

見ているだけで懐かしい。テラリウムを思い出として飾りたい人。

④ 植物そのものが好きな人

おすすめ:生様式

こんな人:園芸、山野草、盆栽、観葉植物、アクアリウム

作品というより、「苔という植物」を楽しみたい人。

⑤ インテリアとして楽しみたい人

おすすめ:意匠様式

こんな人:北欧インテリア、カフェ巡り、雑貨好き

部屋を彩る小さなアートとして楽しみたい人。

面白いのは、「年代」や「性別」よりも、「好きなもの」でカテゴライズすると、しっくりくる。

60代男性でも物語様式が好きな人はいるし、30代女性でも渓谷のような見立て様式に惹かれる人もいる。

だから私は、「どんな年代ですか?」ではなく、「どんな景色が好きですか?」と聞くようにしている。

その答えの中に、その人にぴったりの苔テラリウムが隠れている気がする。

次は、このタイプを一覧にしたパネルも用意して、お客様自身が「私はこのタイプかもしれない」と気づけるような仕掛けを作ってみたい。

苔を選ぶことは、もしかしたら、自分がどんな景色に心を動かされる人なのかを知ることなのかもしれない。

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