
定年再雇用を終えた後、福岡で食Pro(6次産業化プロデューサー)など、専門を活かした道につけないか検討中である。
公的機関でポジションを得るのが、とっかかりとしては最良の選択だと考えて、専門家登録する為の要件を調べ始めた。
HPの作成などを生業としている知人が、三重県のよろず支援拠点(国が全国に設置している、経営相談所)で、ITコーディネーターとして専門家登録を行っているので、相談にのってもらった。
受けたアドバイスで、世の中甘くないことを痛感した。
アドバイスの中身は、「公的機関に居場所を持とうと思ったら、まずは国家(公的)資格が必要。
資格を名刺代わりにして、初めて土俵に立てる。
中小企業診断士を取りなさい。
今、60歳でしょ、65歳でリタイアするんだよね、5年あれば十分間に合う。」というものであった。
総菜管理士1級や殺菌監理技術者などの民間資格に加えて、今までの実務経験を語ればいけるのではないかと考えていた。
呑気な頭に冷や水を浴びせられた気分だ。正直、一瞬ひるんだ。60歳から挑戦するには、あまりにも高い壁に思えた。
中小企業診断士について調べてみると、弁護士などは別格として、国家資格の中でもトップクラスの難関で、一次試験・二次試験の総合合格率は、5%程度の狭き門らしい。
平均勉強時間は、驚きの約1,000時間。
試験そのもののボリュームも圧倒的だ。
一次試験(7科目・マークシート):合計510分
二次試験(4科目・筆記試験):各80分/合計320分
事前の勉強どころか、試験当日だけでも脳の体力が持つか不安になってくる。
まぁ、でも、その先に思い描いた未来があると信じて、やるだけやってみよう。
診断士の資格に、食品メーカーで培った開発やプラントの立ち上げ、品質保証、海外駐在で得た異文化の視点、苔テラリウムをスモールビジネスとして育てていく中で得られるマーケティングの視点などを組み合わせれば、自分にしかできない支援があるに違いない。
60歳からの挑戦は決して楽ではない。
しかし65歳までの5年間に、自分がどれだけ成長できるか試してみたい。
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