国連加盟国料理を作る(コートジボワール編:ケジェヌ)

テレビでワールドカップのニュースを見ていたら、コートジボワールとノルウェー戦の結果が流れてきた。

コートジボワール共和国については、【アフリカのどこか】程度の知識しかなかった私だが、調べると西アフリカのギニア湾に面する、フランス語を公用語とする国らしい。

こういうちょっとしたきっかけを活かして、今回の【国連加盟国料理をつくる】は、コートジボワール編とする。

コートジボワールの料理を調べると、アチェケ(すりおろして発酵させたキャッサバイモを蒸したもの)など、材料の入手に手間取りそうなレシピの中に、思いつきで直ぐ作れる材料で構成されるケジェヌという料理があったので、これを作ることに決めた。

ケジェヌは、鶏肉とたっぷりの野菜やハーブを、土鍋に入れて蒸し焼きにする無水煮込み料理である。

鍋にトマト、玉ねぎの順に敷き詰めて、鶏肉を乗せる。

ニンニクやショウガのみじん切りを散らして、塩胡椒と粉末のコンソメで味を付けた。

唐辛子、ナツメグに、ホールタイムをたっぷりと入れて、オリーブオイルを掛け回した後、極弱火で1時間加熱した。

ここまで水が出るのかというくらいに水が出て、できあがりは具だくさんのスープのようになった。

水を使っていないのでうま味は濃厚だが、日本でも普段使いしている材料ばかり。

これが異国感あふれる料理になるのは、タイムとナツメグが効いているからだろう。

スパイスは、いつも風景をがらりと変える。

今日は、次女と妻がオープンキャンパスに行っている。

帰ってきたら、「Te voilà !(トゥ ヴォラ)」【フランス語で「お帰りなさい」の場面で使う言葉】と声を掛けて、ケジェヌから立ち昇るタイムの香りで迎えよう!

明日、明後日は、私が福岡行きだ。

次のブログは、福岡の感想を綴る回になるだろう。

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国連加盟国料理を作る(タイ編:ガパオライス、トムヤムクン)

今回はタイ。

台風が来ていて、日がな一日、家に閉じこもることが予想されていた。ジメジメした日には、酸味と辛みの効いた料理がいいなと思ってタイ料理にした。

加工食品メーカーで、タイ風カレーの開発をしたり、家族でタイのプーケット島に旅行したこともあり、タイには少しなじみがあった。

プーケットにいった頃は、子どもが6歳と3歳で、私が適当に選んだガパオライスとトムヤムクンは辛くて、子どもに向かないと妻に怒られた。

あわてて、パイナップルチャーハン(カオパット・サパロット)を頼んだ記憶がある。

今回は、天候にもあうし、子どもへのリベンジの意味も込めて、ガパオライス、トムヤムクンにした。レシピは、デリッシュキッチンのものを参考にアレンジした。

ガパオライスは、挽き肉をにんにくや唐辛子などと一緒に炒めて、仕上げにバジル(ホーリーバジル)を加えて、爽やかな香りを楽しむ料理である。

味付けは、ナンプラー(魚醤)やオイスターソースで行い、揚げ気味に焼いた目玉焼きと一緒に、ごはんに乗せて食べる。

実際に食べてみると、シソ科特有のバジルの爽やかな香りが、ナンプラーの癖のある香りとうま味、オイスターソースのコクと合わさって、非常に美味しかった。

トムヤムクンは、「エビ入りの酸っぱ辛いスープ」である。

タイ語でトムは煮込む、クンはエビを意味する。具材を煮込んで、味付けのベースはナンプラー、酸味付けはライム、辛み付けは唐辛子、香り付けはレモングラスやコブミカンと仕上げに散らした香菜である。

近所のスーパーで、レモングラスやコブミカンを購入することは出来なかった。レモングラスを入手する機会があった際は、もう一度試してみたい。

ただ現地(プーケット)で食べた記憶の中の味と比較して、十分に雰囲気は出ていた。娘にも喜んでもらい、リベンジ達成である。

料理って、材料を焼いたり煮たりして、調味料で味付けをするのだが、素材と調味料の組み合わせで、各国料理の個性が出る。

加工食品では、品質の安定やコストのため、うま味などの機能を持つ成分を食品添加物として個別に配合することが多い。

一方、現地の家庭料理では、毎日何十種類もの原料を量るわけではなく、5~6種類ほどの調味料や香味野菜を組み合わせることで、その土地らしい味を作っている。

世界中で肉や野菜を炒めたり煮たりする料理はあるが、魚醤をひとさじ加えた瞬間に、一気にタイらしい香りになる。

国ごとの個性は、こうした調味料に宿っているのかもしれない。

次はどこの国のどの調味料を試してみよう。

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国連加盟国料理を作る(ペルー編:ロモ・サルタード)

国連加盟国の料理を順番に作っていこうと決めてから、2国目。

今回はペルー。
特別な理由があるわけではなく、専用の食材を手配する時間が無くて、手近な材料で作れる外国の料理を探して決めた。

ペルーと決めてから、あらためて思い起こすと、世界遺産の空中都市「マチュピチュ」や「ナスカの地上絵」などインカ文明以前からの豊かな歴史遺産を持っている。

私たちの暮らしに欠かせない、ジャガイモやトマトの原産国でもあり、意外と馴染み深い国であると気づく。

日系人のフジモリさんが大統領になった時も大きな話題になって、そのときに日本からの移民が沢山行った国であることも知った。

二度と戻れないことを承知で、日本人もいろんな国に移民に行っている。

私も日本国内を移民のようにあちこち移動しているがスケールが違う。

当時の日本は、喰っていけない国だったのだと思うと、今の日本を作った先人達に感謝である。

レシピ

牛肉:250g
すりおろしニンニク:1/2片程度
塩、胡椒:少々
小麦粉:小さじ2
赤タマネギ:小1個
パプリカ:1/2個
トマト:1個
細ネギ:8本
フライドポテト(冷凍皮付き):150g
オリーブオイル:大さじ3
赤唐辛子:1本
白ワインビネガー、しょうゆ:大さじ2
砂糖:小さじ1

日本や中国からの移民が多いせいか、ペルー料理といいつつ、しょうゆを使っている。普段、ワインビネガーと醤油をあわせたことがなかったのだが、これがよかった。炒め物にポテトをつかうのもあまり経験がなかった。カリカリに炒めたポテトや牛肉の香ばしさとワインビネガーの爽やかさがとても美味しかった。

炒め物にフライドポテトやワインビネガーを使うことは、我が家の定番の一つになりそうな気がしている。

国連加盟国料理を作る(ブッラータをきっかけに!)

平日は妻、土日の昼食・夕食は主に私が作る。

私が作る時、冷蔵庫の残りものを使うことも多いが、食材が無いときなどは、食品スーパーに行って材料を購入してくる。
材料を選ぶ時に、手間のかからないメニューを作ると決めて、そこで使う材料を選ぶ時も多いが、時間に余裕のあるときに、地場の旬の山菜、初めて見た食材・調味料などを好奇心で試してみようとすることも多い。

食材や海外の調味料、酒類なども、見かけたらなるべく試すというのが、50歳を超えて獲得した、私の基本的な行動スタンスである。

最近は、日本で暮らす海外の方が増えているせいか、地方の食品スーパーなどでも、海外の食材、調味料などを置いているところが増えたように思う。

さて、今日も妻と一緒に、遠くはないが普段使いしているわけでもない食品スーパーに行った。
以前、ジビエが充実していた印象があって、期待して行ったが、ジビエコーナーはなくなっていた。
しょうがないので、ぶらぶらと棚を眺めていると、「ブッラータ」という冷凍チーズがあり、初めて見たので、早速、購入した。

調べると、チーズ生地で巾着袋を作り、袋の中に、きざんだモッツァレッラチーズと生クリームをいれた、イタリア産のチーズらしい。

生ハム、トマトにオリーブ油と塩・粗挽きの黒胡椒で味付けて、ブッラータと一緒に、ニンニクを擦った堅い薄焼きのパンに載せて、「ブッラータのブルスケッタ」にして美味しくいただいた。

子どもの頃は、スーパーのチーズといえば、プロセスチーズ・粉チーズくらいで、スライス状のとろけるチーズが出た時は、大騒ぎしていた。隔世の感である。

「ブッラータのブルスケッタ」を食べていると、いいアイデアが浮かんだ。

現在は、身近にたくさんの食材があるし、世界中の国のレシピがネット上にある。

国連加盟国193国など、200ほどある国の料理を一品づつでもいいから、作ってみよう。

記念すべき、最初の国はイタリアである。

週に1度でも4年かかる大仕事だ。福岡移住までの楽しみの一つにしよう。

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