
昨日に続いて、60歳からの自分が目指す、ロールモデルについて考えてみたい。
ロールモデルは、目指したくなる人のことだから、魅力的な人ということになる。
魅力的な人もいろいろなタイプがあるのだろうが、万人をひきつける、突き抜けた魅力ということになると、カリスマや超のつく人たらしということになろうか。
カリスマという言葉で思い浮かぶ人、人たらしという言葉で思い浮かぶ人は、著名人も含めて考えると、それなりにいる。
カリスマ+人たらしを兼ね備えた最強の人ということになると、田中角栄、坂本龍馬といったところか。
存命であれば、ビートたけしなども含まれるだろう。
「方向性を指し示して人を引っぱっていく力(カリスマ)」と「人への強い関心をもち、裏表がなく、限りないやさしさにあふれた、無邪気で愛嬌のある人柄(人たらし)」を兼ね備える人。
身近なところにいる市井の人では、大学時代の柔道部の先輩、私が中国に駐在していた時の中国事業の総責任者が思い浮かぶ。
とてもじゃないが、私のような凡人が目指すタイプではない。
全く違うタイプのカリスマ兼人たらしは、いないものか。
よくよく考える内に、養老孟司先生が思い浮かんだ。
養老先生には、「思考の深さと、世の中の本質を捉える視点」や思考を言語化する力、ぶれない「達観」から生まれる独特のカリスマ性がある。
養老先生が持つ、物事を深く考えながらも肩に力の入っていない独特の空気、虫・猫・漫画・ゲームなどに向ける「無邪気な好き」も魅力的だ。
話の中に、限りないやさしさもにじむ。
講演会の質疑の時間に、挙手して直接質問できた時の感動は、私にとってのもう一つのタイプのカリスマ+人たらしと接したからなのだと思う。
とうてい及ぶものではないが、私が目指す方向性としては、「小さな知性」と「可愛げ」が同居している、肩の力の抜けた、一緒にいて気持ちのいいひとというところではなかろうか。
・土台となるキャラクター:
「人見知り」だけど「内面に愛嬌」を隠し持ち、仲間を大切にして、威圧感はなく、共感性が高い。誰に対しても態度が変わらない聞き上手。
・ギバーとしての関わり:
60歳まで培ってきた「食」の専門性を活かした地域支援や、「苔テラリウム」を通じた癒しの提供。
養老先生のようにはなれない。でも、自分らしい「肩の力の抜けた知性」と「可愛げ」を、60代という時間をかけて、少しずつ育てていきたい。
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