5年後の日経新聞(中国の台頭を予測した過去とAIの未来)

日経新聞を取り始めてから、かれこれ30年以上になる。

その時々の時勢や自分のおかれた立ち位置で、新聞の読み方もだいぶ異なる。

1990年代後半は、中国の文字がやたら目につくようになった。

その内、新聞記事を追いかけるように中国の存在感が大きくなっていった。

中国に駐在して、技術部門を統括するようになると、小麦や原油の先物などモノの価格も気になるようになったし、さらに手前のところで、豊作・不作などに関連する気候についても気になるようになった。

当時の安倍首相が靖国に参拝すると原料の通関が止まったり、反日デモが起きたりするので、駐在員として当然だが、日中関係は意識していた。

最近は、毎日のようにAIの記事が多くのスペースを占めるようになった。

あまりにもAIの記事ばかりで、「さすがにここは」と思いながら開いた地方欄にもAIのことがのっていた。

AIの記事がスポーツ欄に進出するのも近いかもしれない。

私が中国にいた頃、日本はまだ世界第二位のGDPを誇っていたが、いずれ抜かれるということも見えていた。

まだまだ日本は中国に負けないという言説もあったが、頭数も土地の広さも比べ物にならないし核を持てない日本では、日中の力関係が、現在のようになることは目に見えていた。

それでも、自分のように特に行動を起こすことなく、時代の趨勢として、未来を受け入れる人が多かったように思う。

さて、これからAIが起こすと予想される変革の多くが現実になっていくのだろう。

フィジカルAI、ドローンなどで生活が激変する中、5年後の日経には、どんな記事が載っているのだろう。

「人間の幸福とは何か?」という哲学的なテーマが多くなっているかもしれない。

そして、幸福が語られるとしたら、「身近な自然や人間とのつながり」が大きな要素になっているに違いない。

福岡移住と苔テラリウム、中小企業診断士。5年後の日経新聞を予想しながら、毎日を過ごしていきたいと思う。

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