【はじまりはコロナ~その1~】

2019年末に新型コロナウイルスが発見されて以降、あれよあれよという間にパンデミックになり、2020年4月には日本でも緊急事態宣言がなされて、県をまたぐ移動が実質、禁止された。2023年5月に新型コロナが5類になるまでは、何等かの形でずっといろんなことを自粛していたと記憶している。新型コロナウイルスの騒動の最中、私は転職して、三重県の会社に勤めていたのだが、もともとは神奈川の人間であり、三重県には地縁も血縁もなかった。幸いにも、2年間の単身赴任生活を終えて、家族を三重に呼び寄せた後のコロナ騒動ではあったが、高齢の母の住む横浜の実家、学生時代や前職の友人たちとの交流など、自分が大切にしてきたことが全て不要不急扱いされてしまった。勤めている会社は、食品製造業で、社会の維持に不可欠な「エッセンシャルワーカー」とされたものの、事務職の私は、テレワークで家に閉じこもることになった。私生活のありとあらゆることが不要不急とされる中、私にとって何が必要火急なのか、いい年齢をして自分探しが始まった。

自分自身に対して問いかけを行い、自分の気持ちに気づく為の技術を欲しいと思って、コーチングスクール(Zoom)を受講して、コーチ資格を取得した。

セルフコーチングやコーチ仲間と相互セッションを行い、図書館では様々な幸福論の書籍を借りてくるなどして、自分の価値観、心情を探っていく旅がはじまった。

定年再雇用後の日々(~移住までの道のり)

2026年02月に60歳になり、定年を迎えた。

再雇用契約を結んだ為、翌日以降も今まで通り出社するとは言え、まあ一区切りである。

会社で花束を貰い、家族と回転すしに行った。賑やかな喧噪の中で、家族と交わした乾杯の味は格別であった。

仕事の内容はあまり変わらないが、情報発信は新しい上司にやってもらうなど裏方にポジションをとるなどして、人生の比重を個人の生活の充実に少しづつ移していこう。

受験生や大学時代に柔道部で主将を務めあげて引退する時などと同じく、自分で自分をほめてあげたい節目が一つ増えた。この年齢まで健康で幸福に勤め上げることが出来て何よりだった。家にいても仕事のことをよく考えていたが、これから勤務時間外は忘れようと決心する。65歳で会社員生活を終えた後の理想的な生活をイメージしながら、自分の幸福を最大化するべく、日々の暮らしを再デザインして、その時に向けて今できる準備を着実にすすめていく。

すみたい場所、やりたいことなど、ブログ記事を書く過程で自問自答しながら、幸福な老後に到達する為の行動を追求していきたい。